ごあいさつ
新型コロナウイルスの感染拡大により、視覚障がい者の皆様の生活にも大きな影響が出てきております。外出を控えご自宅で過ごす時間が長くなっているとも伺っております。何よりも視覚障がい者の皆様が感染してしまったらどうしようという不安が大きいと思います。
ヘルパーさんも傍に寄り添いたくても、ソーシャルディスタンスの保持等細心の注意を払い、短時間で必要最低限のサポートしかできないとも聞いております。
そのような厳しい現状の中で(株)リモートアシストの「ウェアラブルカメラ」は、視覚障がい者の皆様を遠隔からサポートすることができる画期的な遠隔援護システムと注目を浴びております。遠隔援護システムを利用することで、サポーターは視覚障がい者の皆様の傍にいなくても、遠く離れた場所でパソコンを見ながら会話でサポートをする事が可能となります。
遠隔援護協会ではひとりでも多くの視覚障がい者の皆様が、この遠隔援護サービスにより生活の困難さを改善されますよう全力で取り組んでいます。
当協会の活動にご興味をお持ちの皆様にお願いがございます。
遠隔援護サポーターはパソコンがあれば簡単にできるボランティア活動ですが 時間帯によってはまだまだ十分ではございません。晴眼の方でこの活動にご興味をお持ちの方がおられましたら、また賛助会員としてご支援頂ける法人様がおられましたらぜひ「遠隔援護協会」にご連絡ください。
引き続き、皆様方のご理解とご支援を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。
令和2年8月
一般社団法人 日本視覚障害者 遠隔援護協会
代表理事 谷水明広